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高断熱・高気密の注文住宅『T-BOX』シリーズのご紹介

2025.07.10
こんにちは。
アルボスの古谷です。

7月に入りましたね。
今夏の梅雨明けは西日本では異例の短さ、東日本や東北もそれに続くかと
梅雨明け予報が出ています。
すでに夏本番の暑さですが、先日はポルトガルで46度と報じられたのには驚きました。
このような地球温暖化は避けられない流れであるからこそ、
日々の暮らしを「いかに快適に過ごせるか」がより重要になってきています。
今回は、快適な住まいの実現に欠かせない『高断熱・高気密』をテーマに、
アルボスの家『T-BOX』シリーズをご紹介したいと思います。

『T-BOX』のご紹介

注文住宅「T-BOX」シリーズ外観
アルボスの家の『T-BOX』シリーズの特徴的な外観は、
そのデザイン性だけでなく、機能性も兼ね備えた軒と袖壁にあります。
軒と袖壁をせり出すことで強い日差しを効果的に遮り、室内環境を快適に保ちます。
シンプルで整った外形は構造的に合理性が高く、
さらに部材の無駄を排除することでコスト削減にも寄与しています。
断熱性能面では「HEAT20」をクリアしており、
冬でも体感温度10℃を下回らない、一年を通して快適なお住まいです。

◆断熱指標「HEAT20」とは

HEAT20は国が目指す次世代基準の断熱性能です
高断熱の指標である「HEAT20」をご存知ですか?
「HEAT20」は、《一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会》が提唱する
次世代の省エネ住宅基準です。
国の定める基準よりも高いレベルで、断熱性能をG1、G2、G3の3段階で評価しています。
G1基準は国の「断熱等性能等級5長期優良住宅レベル)」におおむね相当し、
厳しい冬でも最低室温を概ね10℃以上に保つことを目指しています。
室内の温度差をなくしヒートショックによるリスクを減らすなど、
家族の健康な生活を守る快適な暮らしが実現できます。
経済的にも光熱費を抑えることができるのは嬉しいですね。
長期優良住宅について知りたい方は、以前にまとめたブログをご覧ください
 注文住宅 戸建て住宅の「長期優良住宅」とは?

◆気密性と換気システム

換気システム
室内の快適な温度を維持するために、断熱性能に加えて気密性が不可欠です。
住宅の隙間を徹底的に減らし気密性を高めることで、
冷暖房のエネルギー効率を格段に高めることができます。
一方で、窓開けや従来の換気扇では室内の熱が逃げてしまう
「熱損失」は避けられません。
T-BOXで採用する高性能の熱交換型換気システムはこの問題を解消します。
排気する空気から熱を回収し、新鮮な外気に移して室内に取り込むことで
熱ロスを最小限に抑え、きれいで快適な室内環境を効率良く保つことができるのです。

◆T-BOXの間取りのご紹介

T-BOXの間取り
最後に、T-BOXの間取り例をご紹介いたします。
構造上有利な整形の外形で、LDKを広く開放的にとっています。
外周部が構造体になるので、間取り変更が可能で将来のライフステージの変化にも対応でき安心です。
水廻りはゆったりと設け、帰宅して洗面所へ直行できる、コロナ禍以降人気の帰宅動線を実現しています。
→関連ブログ:T-BOXの間取り事例:生活動線に配慮した間取り

長く快適に住まえるようにとデザイン性・機能性を追求したシリーズのご紹介でした。

ご不明点があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
お客様の暮らしに寄り添う住まいづくりのお役に少しでも立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士