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注文住宅の「タイパ」を意識した間取り3選

2025.05.09
こんにちは。
アルボスの古谷です。
連休はいかがお過ごしでしたか?
この季節は若葉が鮮やかで空気もカラッとしており、
ちょっとお散歩するだけでも本当に気持ちがいいですね。

さて、皆さんは「タイパ」という言葉をご存知でしょうか?
最近耳にすることが増えた印象ですが、
「タイパ」=タイムパフォーマンス、つまり時間対効果の略で、
たとえば動画を倍速で視聴したりする人もいるとか。
タイパ食品、タイパ家電という言葉もあるくらい、
効率性重視の考え方はいまやビジネスの世界だけでなく
広く定着してきているようです。
そこで今回は、「タイパ」をかなえた間取りということで、
アルボスの家の事例を3つご紹介したいと思います。
1つ目は、「帰宅動線」が理想的なかたちで設計されたお住まいです。
玄関からシューズクロークを通って食品庫、
そしてキッチンへとつながる動線が確保されています。
帰宅してそのまま荷物をキッチンまで運べる嬉しい時短ルートです。

さらに、キッチンには洗面室、ランドリールームが隣接しており、
毎日の家事のタイパが向上する、ママにやさしい間取りが実現しました。
↓打放コンクリートがアクセントのシューズクローク奥には、食品庫への扉。
玄関から直接食品庫~キッチンへつながる
↓キッチンからの眺めです。急な来客にもすぐ対応できて便利です。
キッチンから玄関を眺めたところ
→詳しい事例はこちら:注文住宅 家事動線にこだわった半注文住宅
2つ目の事例は、玄関から洗面室へ直接アクセスできる間取りです。
「帰宅したらまずは手洗い」という動線に沿った
使いやすいレイアウトとなっています。
キッチンと、洗面/ランドリールームといった水廻りエリアとの連携もスムーズで、
キッチンを中心に据えたタイパの良い間取りになっています。玄関ホールと洗面室が隣接した間取り
→詳しい事例はこちら:注文住宅 狭小住宅に夫婦二人が暮らす二階建の間取りプラン
3つ目も、玄関から洗面室へのアクセスに優れた「コロナ対策」の帰宅動線が特徴です。
洗面室からランドリールーム、ウォークインクローゼットへとつながる
贅沢な水まわり構成が魅力です。玄関から洗面室、ウォークインクローゼットへ直接アクセス可能な間取り
→詳しい事例はこちら:注文住宅 センターキッチンコロナ対応洗面室の間取り
いずれの事例も、回遊性のある間取りで、家事効率の良い動線を実現しています。

大切なのは「バランス」です。
タイパばかりを重視するのではなく、
リビングやダイニングなどのくつろぎスペースもしっかりと確保したうえで、
家事動線においてはタイパを意識し、無駄のない間取りを目指すことが重要です。

アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
お客様の暮らしに寄り添う住まいづくりのお役に少しでも立てれば嬉しいです。
この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士