梅雨を快適に乗り切る!住まいの工夫と注文住宅の実例
アルボスの古谷です。
6月も後半、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、梅雨時期を快適に過ごすための住まいの工夫を、実際の施工例を交えてご紹介します。
ランドリールーム
夫婦共働き世帯の増加や、家事の時短・効率化へのニーズを受けて、
ランドリールームの人気が高まっています。
主な人気の理由は以下のとおり。
- ① 天候不順でも洗濯物を干せる
- ② 花粉やPM2.5などへのアレルギー対策
- ③ 洗濯→干す→取り込む の一連の動作を1か所にまとめ家事の効率化を図れる
他にも、プライバシー保護の観点から室内干しを希望される方にとってもランドリールームは魅力的な選択肢のひとつでしょう。
◆事例1:独立型ランドリールーム
上の画像は、独立したランドリールームを洗面室とクローゼットに隣接して設けることで、無駄な家事動線をなくした理想的な事例です。
これだけカウンター長さがあれば、奥様の趣味の部屋としても活躍しそうですね。
天候に左右されないため人気ですが、実は窓や換気計画による湿気対策など、設計段階からの細やかな配慮が重要となり注意が必要です。
◆事例2:2階ホール兼ランドリースペース
室内で洗濯物を干せるスペースをご希望され、2階ホールに物干しスペースを設けました。
ベランダにもつながっているので、外干しと室内干しを気軽に使い分けられ使い勝手が良いです。
室内干しでも窓から陽の光が差し込むのは嬉しいポイントですね。
2階まで洗濯物を運ぶ手間はありますが、収納が2階の個室にあるのであれば
これも効率的な間取りといえるでしょう。
◆事例3:洗濯機置き場兼ランドリールーム
まとまったスペースの確保が難しい狭小住宅などには取り入れやすいのが、洗濯機置き場を兼ねたランドリールームです。
洗面室を少し広めにとり、ホスクリーン(室内物干し)と可動棚を設置しています。
最近では浴室乾燥機付きが主流ですから、こちらも立派な家事ラク動線です。
エコカラット
ご存知の方も多いかと思いますが、エコカラットには優れた調湿作用があります。
機能性のみならず、豊富なデザインも魅力のひとつで、設置場所に合わせて
コーディネートできる点も人気の理由です。
写真の事例は先の事例2と同じお住まいですが、玄関ホールのアイストップにエコカラットを採用しています。
無垢の床材
以前にもブログでご紹介しましたが、自然素材である木材には調湿作用があります。
最近は本物に見間違うような木目調シート床材も増えていますが、
こちらには調湿作用はありません。
生きている素材ならではの機能ですね。
梅雨を通りこして暑さ厳しい日々が続きますが、健康に乗りきりましょう!
ご不明点があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
お客様の暮らしに寄り添う住まいづくりのお役に少しでも立てれば嬉しいです。

二級建築士
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